恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「ヒロキさん、さすがプロ!」

レナ、大興奮。

「いや~、みんな素材がよかったよ。せっかくだから写真撮るか?」

「撮る~っ!」

レナは悠馬くんにデジカメを投げつける。




「……はぁっ!? なんでオレが……うわ、怖ぇーっ」

振り向いた悠馬くん。

私たちを見て、固まってる。

「怖いってなに!?」

レナが突っかかっていく。




「いや……オンナって怖ぇー。

変わり過ぎだろ……」

悠馬くん、しかめっ面して立ち上がると、やりきれない風にして、頭をかいてる。

「アンタの好きなギャルも、こんなモンよ?

あれこそ、スッピン見れたモンじゃないんだから」

「残念なナチュラルメイクより、フルメイクで美人の、スッピンブスの方がいいね」



あーあ……。悠馬くんの口の悪さ、相変わらず。

私とのやり取りだと悠馬くん優勢だけど、レナは違うみたい。

「悠馬、趣味悪っ。どーでもいいから、さっさと仕事しな」

「……うぜぇ」


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