恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
スィートで甘々に
私たちを乗せたタクシーは、豪華そうなホテルに到着。

ロビーには大きなツリーがあって、クリスマス気分を一層盛り上げてくれる。

……こんな所来た事ナイし、なんだか緊張してきちゃった。




広いロビーには高級そうな調度品が置いてあり、

ホテル内にいるひとも、みんなオシャレをしていて、

いつもの服装だったら、ちょっと場違いだったかも……。

レナに感謝だね。

「……ココって有名なホテルだよね?」

「ど? 気に入った?」

当麻くんは得意気に、ニッと笑う。



「うん。……こんな高そうな所じゃなくてよかったのに」

「ま、クリスマスだしな。いーんじゃね?」

「だけど……」

「言っとくけど、親父の金使ってねーから。

今日使う分、全部自分で稼いだし」



当麻くんって、昔はお父さんのお金使い放題だったけど、

最近はちゃんと自分でバイトしてるもんね……。


< 283 / 471 >

この作品をシェア

pagetop