恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「オレだってたまには照れんの。

それに、こーいう脱がせやすそーな服……反則だろ?」

「きゃっ……」

当麻くんの手が、いきなり肩紐をズラす。

「なに、コレって……ノーブラなわけ?」

「えぇっ!?」

今日借りたワンピ、細い肩紐だけだからブラは肩紐のないタイプにしてるんだ。

だけど、そんな説明をする前に……

当麻くんは確かめるかのように、服の上から胸を揉んできた。




「なんだ、つけてんだな」

ガッカリそうにしながらも、まだしっかり手が動いてる。

「ヤダ……もぉ」

「……んー、全部脱がせて……イイ?」




当麻くん、ワンピの背中のファスナーへと、手を滑らせる。

「まだ、ダメ……シャワー浴びてきて?」

なんとかそう言うと、当麻くんはギュッと強く抱き締めてきて、

耳元で、甘く低い声で囁いた。

「さや。今日は……一緒に入ろっか」




――ドキーッ!!


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