恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
しばらくしたら、当麻くんがお風呂から出てきた。

腰にバスタオルを巻いてるだけ。

「服、着ないの?」

目のやり場に困って思わずそらす。

お風呂上がりの濡れ髪と、ほどよく付いた筋肉に、なんだかドキドキ。




「すぐ脱ぐから着ても意味ねぇし?」

まぁ、そうなんだけど……。

「じゃあ、私も入ってくるね」

「おー。待ってる」




シャワーを浴びてる間、ずっとドキドキ。

どうしようっ。

今から……。

久々だし、余計に緊張しちゃうよ。




気が気じゃないままシャワーをすませ、バスローブに着替えた。

慣れないけど、これしか置いてなかったから、仕方なく。

……なんだか落ち着かないや。




お風呂を出て部屋に行くと、

当麻くんはテーブルの前でなにかやってる。

「どうしたの?」



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