恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「ちょっとぉ! 思い出さないでよ」
「んー、忘れた。だから、今からもっかい!」
「あはっ、ヤダってば~」
シーツにくるまり、伸びてきた腕から逃れる。
当麻くんに背中を向けると、そのままうしろから抱きすくめられた。
「相変わらず、素直なのは……こーやってるときだけか?」
「きゃっ」
当麻くん、うしろから足を絡めて、肩越しに顔を寄せてくる。
「ずっと……一緒にいよーな」
……えっ?
フザけたままかと思ったら、突然そんな言葉をかけられ、驚いた。
「当麻くん……?」
「さやは、オレの前からいなくなんなよ。
……ずっとこーやって、腕ん中に収まってろよ」
「うん……。どこにも行かないよ?
ずっと、ずっと……そばにいる」
シーツを伝わって、当麻くんの温もりを感じる。
キュッと抱きしめられた体勢のまま……
しばらくすると、当麻くんの寝息が聞こえてきた。
ずっと……一緒にいるよ。
ふたりで目覚める、幸せな時間。
そんな日が、早く来るといいね。
目を閉じると、いつの間にか……
私もまた、深い眠りについていた。
「んー、忘れた。だから、今からもっかい!」
「あはっ、ヤダってば~」
シーツにくるまり、伸びてきた腕から逃れる。
当麻くんに背中を向けると、そのままうしろから抱きすくめられた。
「相変わらず、素直なのは……こーやってるときだけか?」
「きゃっ」
当麻くん、うしろから足を絡めて、肩越しに顔を寄せてくる。
「ずっと……一緒にいよーな」
……えっ?
フザけたままかと思ったら、突然そんな言葉をかけられ、驚いた。
「当麻くん……?」
「さやは、オレの前からいなくなんなよ。
……ずっとこーやって、腕ん中に収まってろよ」
「うん……。どこにも行かないよ?
ずっと、ずっと……そばにいる」
シーツを伝わって、当麻くんの温もりを感じる。
キュッと抱きしめられた体勢のまま……
しばらくすると、当麻くんの寝息が聞こえてきた。
ずっと……一緒にいるよ。
ふたりで目覚める、幸せな時間。
そんな日が、早く来るといいね。
目を閉じると、いつの間にか……
私もまた、深い眠りについていた。