恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「マジか。アイツ、なかなかやるな……。

うぉっ、指輪なんぞ買った事ねぇから、オンナの趣味なんかわかんね~な」

オンナの趣味?

「お兄ちゃん……誰かにプレゼントするつもり?」

お兄ちゃんを見つめると、いきなりキョドってその場に立ちあがった。




「プッ……プレゼント!? いや、そーいうんじゃねぇけどな? アハハハ」

誰にプレゼントするんだろ。

あっ! もしかして……。

そう思ってたら、玄関で元気な声が聞こえてきた。




「ちは~っス! 勝手に上がるけどいいッスか?」

「あっ! 当麻くんだ」

お兄ちゃんと競り合うように、玄関に向かう。

ちょっと……なんで、お兄ちゃんまで!?






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