恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
魅惑のバレンタイン
2月に入り、本格的な寒さになってきた。

けど、当麻くんは寒がりじゃナイみたいで……

お風呂上がりに、上半身裸でウチの中をウロウロ。



そう!

やっと当麻くんがウチに戻ってきたんだ。

そして、もちろん……苦手な悠馬くんも。

余計なオマケがついてきちゃったけど、まぁそこはガマン。



「ちょっとー! いつも言ってるよね? パジャマ着てよ」

こっちがハズかしくなっちゃう。

何度も見てるけど、未だに慣れない当麻くんの裸……。

「一応、履いてんだろ。気にすんな?」

ニヤッとして、ダボっとしたスウェットのズボンを指してる。

「上も……」

「ハイハイ、わかりましたぁ」



当麻くんは生乾きの髪をガシガシとタオルで乾かしながら、

自分の部屋へ消えていった。

……ホントにもう。風邪だってひいたら大変なんだから。

まぁその前に、私のドキドキがおさまらないから困るんだけどね?







< 316 / 471 >

この作品をシェア

pagetop