恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
気付けば悠馬くんが当麻くんのとなりに座り、シレッとそんなことを言ってきた。

も……萌えっ!?

「デレッとして、見てらんなかったよなー」

「余計なこと言うなっつの!」

悠馬くん、当麻くんに頭たたかれてる。

「当麻先輩、さやさんの前とオレらの前じゃ、マジ態度違うし。

なんなんすか、さっきまでのニヤけは……。今、キリッとしてっし」



あはは、そーなんだ?

当麻くんがデレッと……。

見てみたいかも。

「そーなの? 当麻くん」

「は? なわけねぇだろ。それじゃまるで流星さんじゃん。

あー、そだ。そろそろ爺さん呼んでくっかな」




当麻くんは照れ隠しなのかどうか、

席を立ち、そのまま2階へとあがっていった。

フフッ、なんだか今日の当麻くん、かわいい!

懐かしいひとがたくさん来るって言ってたし、いつもよりテンション上がってるのかな?


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