恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
すっかり夜も更け、そろそろお開きの時間になる。
あのあとすぐに、香純さんとお兄ちゃんが2階からおりてきた。
お兄ちゃん、照れ照れでなんだか様子がおかしい。
香純さんは、余裕の笑みだったけどね?
当麻くんは、
『さっきは、香純さんからキスしたんかも』
なんて言ってる。
ホントの所はどうかわからないけど、いつものふたりと違うのは確か。
……無事に付き合うコトになってたら、イイな。
フロアに全員が集まり、お爺さんを囲む。
締めの挨拶を始めるみたいで、お爺さんがイスから立ちあがった。
「みんな……今日はこんな老いぼれのために、集まってくれてすまんかったの。
生きていて、こんなに嬉しかったことは……ない」
お爺さん、グッと涙をこらえて声を絞りだしている。
最初は涙ながらに話していたけど、
お店の歴史から始まり、数々の武勇伝の話題は尽きない。
「……なげぇ」
あのあとすぐに、香純さんとお兄ちゃんが2階からおりてきた。
お兄ちゃん、照れ照れでなんだか様子がおかしい。
香純さんは、余裕の笑みだったけどね?
当麻くんは、
『さっきは、香純さんからキスしたんかも』
なんて言ってる。
ホントの所はどうかわからないけど、いつものふたりと違うのは確か。
……無事に付き合うコトになってたら、イイな。
フロアに全員が集まり、お爺さんを囲む。
締めの挨拶を始めるみたいで、お爺さんがイスから立ちあがった。
「みんな……今日はこんな老いぼれのために、集まってくれてすまんかったの。
生きていて、こんなに嬉しかったことは……ない」
お爺さん、グッと涙をこらえて声を絞りだしている。
最初は涙ながらに話していたけど、
お店の歴史から始まり、数々の武勇伝の話題は尽きない。
「……なげぇ」