恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
結局、放課後に1年の教室に行くんだとか。

ふたり共あんなに学校行くの渋ってたくせに、

美少女の話題が出たとたん、行く気になったみたい。

そんな話題になるほどのコなら……私だって見てみたいけどね。





始業式も終わり、教室に戻って先生の説明を受け、解散。

今日は授業もナイし早く帰れるから、当麻くんと月ちゃん鶴くんとダブルデートもアリかな。

フフッ、そうしよう!





「月ちゃん、帰りどっか寄って行かない?」

「いいよ! 私も誘おうと思ってたんだ~。

ね、ダブルデートとかどう?」

さすが親友! 考えることは同じだね。

「うん。大賛成!」

「じゃ、絹川当麻連れて来なよ。私たち1階で待ってるから」

「うん、わかった」




月ちゃんは鶴くんと先に教室を出ていく。

当麻くん呼んでこなくちゃ。

私もカバンを手にさげ、となりの教室へと向かう。




「当麻さま~っ!」

え。なに!?


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