恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「私は……違うしっ。軽いオンナと一緒にしないでよっ」

「だから試してみよーつってんじゃん。な、素直にオレの言うコト聞けって……」

うっ……。

最悪。

なんでこんなヤツとキス……!!



顔を背け、悠馬くんの腕の中でジタバタ暴れる。

「やめてよっ……」

こうなったら……もう、最後の手段!

「うわ……暴れんなって。うっ、痛っ!!」



もう……最後の手段!

夏服から伸びた、悠馬くんの腕に……噛みついてやった。

悠馬くんは私から飛びのき、顔を歪める。

「……ったく、気が強いってのは聞いてたとーりだな」

不満そうに私をニラむと、悠馬くんはチッと舌打ちした。


< 35 / 471 >

この作品をシェア

pagetop