恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「当麻様は……違う」

「なにソレ。っていうか、絹川当麻、1年んときダブってるから、3つ上なんですけど?」

「ち……違うったら、違うんだから! 気分悪いから、先に帰るっ」

キララちゃん気は強いけど、言い返せなくなったら、逃げちゃうんだよね。

前に鶴くんが言ってたっけ……。

キララちゃんは、走って先に行ってしまった。




「もぅ、コッチが気分悪いっつの。剣豪、あの妹どーにかなんないの?」

「うーん……。なかなかね。甘やかして、ワガママに育てすぎたかもしんない」

「……私、学校に忘れ物しちゃった。月ちゃんたちは、ふたりでゆっくり帰って?」



さっき当麻くん目配せしてたし、どこかで待ってくれてるのかも。

探しに行かなくちゃ。

月ちゃんたちと別れ、学校の方へと戻った。




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