恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「知るかよ」

「すぐ買ってくるし。ね、頼んます!

さやさん、なに食いたい?」

えっ、私!?

悠馬くんはニコニコ笑っていて、なんだかかわいい。

もう、さっきまでと全然ちがーう。




「……じゃ、ついでにサンドイッチとコーヒーもな」

「当麻くんっ!?」

当麻くんは悠馬くんにお金を渡して、買ってきてもらう気満々!

もうっ。そんな場合じゃないんだってば。

冷や冷やしながら、ガラス越しのキララちゃんを見る。

一応コッチにはまだ気付いてナイみたい。




「早く帰ろうよ……」

「まぁまぁ。大丈夫だろ。鶴に聞いたけどな、キララって集中力ハンパナイらしーぜ。

雑誌に没頭してて、周り見る余裕ねーって」




確かに、さっきから真剣な表情で雑誌を読んでる。

読んでる雑誌は……

GW、ツーリングマップ!?




ちょ……ちょっと待って。

それって……

もしかして、

当麻くんに連れてってもらう気じゃナイよね!?




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