恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
できることなら、悠馬くんにはもうウチから出ていって欲しいんだけど。
当麻くんの言う、『帰ってこなきゃいーのにな』は、一時的なモノなんだろうな。
髪を優しくなでられ、ゆっくり当麻くんの顔が近付いてくる。
私も……そっと瞳を閉じた。
「おじゃましまーす!」
はいっ!?
チャイムも鳴らないのに、そんな声が玄関から聞こえてきた。
「なんだぁ? ……ちょっと見てくるな」
当麻くんは顔をしかめ、一瞬のうちに私の上から飛びのいて、玄関まで走っていった。
私ものっそり起き上がり、乱れた髪を手グシでなおす。
そのうちドタドタと、玄関からコッチに向かって歩いてくる音が聞こえてきた。
「あ、さやさん。おじゃましまーす」
ウソッ!
なんで……
キララちゃんがいるのっ!?
キララちゃんのうしろには、鬱陶しそうな顔をした当麻くんと、
そのうしろに、ニヤニヤ顔の悠馬くんがいた。
まさか……
悠馬くんが連れてきたのっ!?
……信じらんない。
当麻くんの言う、『帰ってこなきゃいーのにな』は、一時的なモノなんだろうな。
髪を優しくなでられ、ゆっくり当麻くんの顔が近付いてくる。
私も……そっと瞳を閉じた。
「おじゃましまーす!」
はいっ!?
チャイムも鳴らないのに、そんな声が玄関から聞こえてきた。
「なんだぁ? ……ちょっと見てくるな」
当麻くんは顔をしかめ、一瞬のうちに私の上から飛びのいて、玄関まで走っていった。
私ものっそり起き上がり、乱れた髪を手グシでなおす。
そのうちドタドタと、玄関からコッチに向かって歩いてくる音が聞こえてきた。
「あ、さやさん。おじゃましまーす」
ウソッ!
なんで……
キララちゃんがいるのっ!?
キララちゃんのうしろには、鬱陶しそうな顔をした当麻くんと、
そのうしろに、ニヤニヤ顔の悠馬くんがいた。
まさか……
悠馬くんが連れてきたのっ!?
……信じらんない。