恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「朝言ってた、噂の美少女って……キララちゃん?」
「そ。でも、ちょっと違う意味で有名。
入学式で、『3年生の当麻様のためにこの学校に入学しました! 私のモノなんで、誰も手を出さないでよ!』
って言ってたらしーぜ。当麻先輩が目ぇつけたオンナとかって、噂んなってる」
……うっそ。
キララちゃん、学年代表の挨拶でそんなことまで言ったんだ。
「そうなんだ……」
彼女は私なのに、1年生の間ではキララちゃんの彼氏ってことになってるのかな。
当麻くんが目をつけたわけじゃなくって、逆なんだってば。
「ま、当麻先輩のこと知ってるヤツは、頭イカれてるって話してるけどな」
「え?」
「現実見ろよってな~。当麻先輩、あ~いうワガママそ~なオンナ、昔っから選ばねぇから。
そりゃ、適当にオンナ食ってたときもあったけど……ちゃんと選んでたぜ?」
「なにそれ……」
慰められてるんだか、当麻くんの過去を暴露されて傷つけられてるんだかよくわからず複雑な気分になってくる。
「で、最終的に、コレかよ。はっ」
悠馬くんは私を見て鼻で笑う。
やっぱり、最終的には落とすんだ? もうっ!
「そ。でも、ちょっと違う意味で有名。
入学式で、『3年生の当麻様のためにこの学校に入学しました! 私のモノなんで、誰も手を出さないでよ!』
って言ってたらしーぜ。当麻先輩が目ぇつけたオンナとかって、噂んなってる」
……うっそ。
キララちゃん、学年代表の挨拶でそんなことまで言ったんだ。
「そうなんだ……」
彼女は私なのに、1年生の間ではキララちゃんの彼氏ってことになってるのかな。
当麻くんが目をつけたわけじゃなくって、逆なんだってば。
「ま、当麻先輩のこと知ってるヤツは、頭イカれてるって話してるけどな」
「え?」
「現実見ろよってな~。当麻先輩、あ~いうワガママそ~なオンナ、昔っから選ばねぇから。
そりゃ、適当にオンナ食ってたときもあったけど……ちゃんと選んでたぜ?」
「なにそれ……」
慰められてるんだか、当麻くんの過去を暴露されて傷つけられてるんだかよくわからず複雑な気分になってくる。
「で、最終的に、コレかよ。はっ」
悠馬くんは私を見て鼻で笑う。
やっぱり、最終的には落とすんだ? もうっ!