恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
数日後の放課後……
グラウンドで、応援合戦の初練習があった。
当麻くん率いるグループは、ウチのグループのとなりでやってる。
前に立って、当麻くんはニラミをきかせていた。
……そんな表情してたら、オンナのコが怖がっちゃうよ!?
自分のグループのことより、当麻くんのグループのことが気になって仕方がナイ。
「皆川さん、よそ見しない!」
うわ、ウチの団長に怒られちゃった。
1年生から順に10人ずつ横に並んでいて、3年の私はうしろの方の列なんだけど、
みんなが一斉に私の方を振り向いた。
……うわぁ、最悪。
うつむき、顔を隠す。
「皆川だって……ウチらのグループってマジだったんだ?
当麻先輩の彼女? えー、顔がよく見えないよ」
うわ……なんか私の話されてる?
うつむいて、よかった……。
「1年女子、しゃべってないで、前向けよ~」
ウチの団長の声で、静かになるオンナのコたち。
……今うわさしてたコって、1年だったんだ。
グラウンドで、応援合戦の初練習があった。
当麻くん率いるグループは、ウチのグループのとなりでやってる。
前に立って、当麻くんはニラミをきかせていた。
……そんな表情してたら、オンナのコが怖がっちゃうよ!?
自分のグループのことより、当麻くんのグループのことが気になって仕方がナイ。
「皆川さん、よそ見しない!」
うわ、ウチの団長に怒られちゃった。
1年生から順に10人ずつ横に並んでいて、3年の私はうしろの方の列なんだけど、
みんなが一斉に私の方を振り向いた。
……うわぁ、最悪。
うつむき、顔を隠す。
「皆川だって……ウチらのグループってマジだったんだ?
当麻先輩の彼女? えー、顔がよく見えないよ」
うわ……なんか私の話されてる?
うつむいて、よかった……。
「1年女子、しゃべってないで、前向けよ~」
ウチの団長の声で、静かになるオンナのコたち。
……今うわさしてたコって、1年だったんだ。