恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「どういう意味?」

「だって悠馬先輩って、爆弾処理班だしな……あ、ヤベ。今の、当麻先輩に言わないで下さいね」

坂本くんは先に歩いて行った当麻くんを気にすると、慌ててあとを追って行った。




……爆弾処理?

なに、ソレ。意味わかんない。

私と当麻くんが危ない?

当麻くんの最近の態度見てても、多分それはナイよね。





なんだかモヤモヤした気分のまま、家に帰る。

キララちゃん、グループ違うのに反省会に参加するなんてズルいな。

私だって行きたいよ……。





家に入り、自分の部屋にカバンを置きに行く。

着替えをすませ、1階におりた。

まだ誰も帰ってないって思ったんだけど、

誰かがシャワーを浴びてるみたい。




……お兄ちゃん、いたんだ?

夕方からバイトだから、学校に行かない日は昼過ぎまで寝て、

シャワーを浴びて出かけるのが日課なんだよね。

まぁ最近は、香純さんちからバイトに直行してる日も少なくないんだけど。



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