恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
なんと……

1年の部に、キララちゃんが出るみたいっ!

選手が準備運動をする中、キララちゃんは当麻くんにベタベタ。




「あ~あ、完璧邪魔してんじゃん。 絹川当麻も、アレじゃ士気落ちるよね」

月ちゃんは、ふたりのその姿を見て。ニヤニヤ。

「キララちゃん、アンカーだったりして……」

嫌な予感は的中。




合図があり、1、2、3年が一斉に走り出す。

そして……

アンカーが待つ位置で、キララちゃんも立っていた。

そんなところでも、キララちゃんは当麻くんにベッタリ。

何度振り払っても、腕にしがみついてる。

「あれじゃ走れないね。ワザと邪魔してたら笑える~」

月ちゃん、おもしろがってケラケラ笑ってるし。




……大丈夫かな。

走る間際まであんなんで、怪我でもしたら大変だよ。



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