恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「キャー!! 当麻様っ」
1年女子が、キララちゃんの影響か……最近当麻くんのことを『当麻様』って呼ぶんだよね。
歓声の中、駆けぬけていく当麻くん。
「うわ~、すごい早い! カッコいい!!」
月ちゃんも当麻くんの走りを見て、大興奮!
私たちがいる目の前を通ったから、私も声を出して応援した。
「当麻く~ん! 頑張れっ」
余裕なのか、通り過ぎるときにコッチを見てくれて、手なんてあげてるし~。
それ見て、他の女子が反応してキャーキャー言ってる。
……私に向かってやってくれたのにな~、なんて思っちゃう。
そのうちキララちゃんに追いつき、抜こうとした
その瞬間。
「当麻様、追い越しちゃヤダ!」
えぇぇっ!?
――ズシャッ!!
激しい音と共に、その場に転がるふたり……。
キララちゃんが、走ってる当麻くんの腕にしがみつき
スピードが出てたこともあって、
かなり派手にコケてしまった。
1年女子が、キララちゃんの影響か……最近当麻くんのことを『当麻様』って呼ぶんだよね。
歓声の中、駆けぬけていく当麻くん。
「うわ~、すごい早い! カッコいい!!」
月ちゃんも当麻くんの走りを見て、大興奮!
私たちがいる目の前を通ったから、私も声を出して応援した。
「当麻く~ん! 頑張れっ」
余裕なのか、通り過ぎるときにコッチを見てくれて、手なんてあげてるし~。
それ見て、他の女子が反応してキャーキャー言ってる。
……私に向かってやってくれたのにな~、なんて思っちゃう。
そのうちキララちゃんに追いつき、抜こうとした
その瞬間。
「当麻様、追い越しちゃヤダ!」
えぇぇっ!?
――ズシャッ!!
激しい音と共に、その場に転がるふたり……。
キララちゃんが、走ってる当麻くんの腕にしがみつき
スピードが出てたこともあって、
かなり派手にコケてしまった。