恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「当麻くん、一体どうしたの? なんの話だったのかな」

「知らなくていーから」

「知りたいよ。どうして隠すの?」

私を引っ張る当麻くんの腕を軽く振り払う。

そしたら口を尖らせボソッと言う。

「……妬かねぇか?」



へっ、妬く?

意味わかんないんだけど。

「なんの話かもわかんないのに、いきなりそんなの言われても……」

「じゃーやめた」

ホント、もっと意味わかんないよ。

プイと顔をそむけると、当麻くんがすり寄ってきた。

「やっぱ教えてやる。あとでバレてもヤだしな」

「なんなの、もう! だったら最初から教えてよ」

当麻くんはケータイを取り出して、ピンク色のページを開いた。

……ん?



これって、ブログだよね。

キラキラ、ピカピカ、めちゃくちゃ派手なページ。

そのタイトルは……。




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