恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「うぉ……腹いてぇ」
当麻くん、笑いすぎてケータイ持ってられなくなったみたいで思わず落としそうになってるし。
「キララちゃんって、おもしろいね……」
「お前なぁ、カレーに砂糖なんか入れるヤツがどこにいんだよ」
「そーなの? 甘々がいいなぁって思って。ねぇ、悠馬様は彼女には甘々なの?」
「今関係ないっつの、そんな話」
「重要だってば。悠馬様は甘々じゃなくていいよ。キララが甘くしてあげる~!」
「…………。甘口カレーはな、バター入れたりはちみつとかな?」
悠馬くん、キララちゃんの発言、完全ムシってるし。
「あはは……。あのふたり、おもしろいね。一応会話してるよ?」
「悠馬、面倒見いーからな。ついでにあの味オンチをどーにかしてやるんじゃね?」
てな感じで、キララちゃんのターゲットは
当麻くんから悠馬くんに変わっちゃいました。
このあとしばらく悠馬くんはキララちゃんに追いかけられるんだけど、
なんだか憎めないキャラだけに、
適当にあしらいつつも、悠馬くんは一応キララちゃんの相手をしてあげていた。
もしかしたらそのうち、「ホントに付き合っちゃうかもね?」って当麻くんと話してたんだ。
ふたりの物語の経過は、キララちゃんの妄想ブログをチェック。
それが最近の、私と当麻くんの楽しみになっていった。
当麻くん、笑いすぎてケータイ持ってられなくなったみたいで思わず落としそうになってるし。
「キララちゃんって、おもしろいね……」
「お前なぁ、カレーに砂糖なんか入れるヤツがどこにいんだよ」
「そーなの? 甘々がいいなぁって思って。ねぇ、悠馬様は彼女には甘々なの?」
「今関係ないっつの、そんな話」
「重要だってば。悠馬様は甘々じゃなくていいよ。キララが甘くしてあげる~!」
「…………。甘口カレーはな、バター入れたりはちみつとかな?」
悠馬くん、キララちゃんの発言、完全ムシってるし。
「あはは……。あのふたり、おもしろいね。一応会話してるよ?」
「悠馬、面倒見いーからな。ついでにあの味オンチをどーにかしてやるんじゃね?」
てな感じで、キララちゃんのターゲットは
当麻くんから悠馬くんに変わっちゃいました。
このあとしばらく悠馬くんはキララちゃんに追いかけられるんだけど、
なんだか憎めないキャラだけに、
適当にあしらいつつも、悠馬くんは一応キララちゃんの相手をしてあげていた。
もしかしたらそのうち、「ホントに付き合っちゃうかもね?」って当麻くんと話してたんだ。
ふたりの物語の経過は、キララちゃんの妄想ブログをチェック。
それが最近の、私と当麻くんの楽しみになっていった。