恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
今日はふたりで久々の休日デート。
当麻くんの希望で、バイクで遠出。
泊まりじゃないけど、お弁当を持って海の側まで来ていた。
海といえば、思い出すのは修学旅行。
『またふたりで来たいね』って言ってたよね。
今いる場所は沖縄じゃないけど、打ち寄せる波を見ていると、なんだかあのときのことを思いだす。
「あっという間だよね……。修学旅行に行ってから、もうすぐ1年経つんだね」
「まーな。あの頃より、大人になったかな。オレらも」
「うん。確実に1つ、歳取ったよね」
「そーいう意味じゃねぇの」
「あはっ、わかってるってば」
「なんかさ……さやが進学決まって嬉しいはずなのに、寂しーな」
「どうしたの? 当麻くんらしくないね」
フフッと笑ってとなりを見ると、当麻くんは海の向こうの方を静かに見つめていた。
当麻くんの希望で、バイクで遠出。
泊まりじゃないけど、お弁当を持って海の側まで来ていた。
海といえば、思い出すのは修学旅行。
『またふたりで来たいね』って言ってたよね。
今いる場所は沖縄じゃないけど、打ち寄せる波を見ていると、なんだかあのときのことを思いだす。
「あっという間だよね……。修学旅行に行ってから、もうすぐ1年経つんだね」
「まーな。あの頃より、大人になったかな。オレらも」
「うん。確実に1つ、歳取ったよね」
「そーいう意味じゃねぇの」
「あはっ、わかってるってば」
「なんかさ……さやが進学決まって嬉しいはずなのに、寂しーな」
「どうしたの? 当麻くんらしくないね」
フフッと笑ってとなりを見ると、当麻くんは海の向こうの方を静かに見つめていた。