恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
これまでは、「早く結婚したいね」とかそういうことを言ってたけど、

実際にこうなってしまうと、自分たちだけの問題じゃない気がしてくる。




例え当麻くんが「産んでいい」って言ったとしても、

ウチの親がなんて言うかとか、当麻くんの親にもなんて言ったらいいかとか

そんなこと、全く見当がつかない。





月ちゃんの部屋でじっと待ってると、

当麻くんがやってきた。

「珍し~な。月んちに呼ばれんなんて」

なんで自分が突然呼ばれたのかわかってない感じの当麻くん。

そりゃそうだよね。

「とりあえず来て」って月ちゃんが連絡しただけだから……。




けど、私のただならぬ様子を見て、

近くまで来て顔をしかめる当麻くん。

「……どした、気分悪いか?」

月ちゃんのベッドの上に座る私の顔を、そっと覗き込む当麻くん。




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