恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「今さらなに言ってやがんだ……」
「バカで手がつけられない息子ほど、親からしたらかわいいもんだ」
「るせーよ。親父なんか信用できっかよ。
爺さんが入院するときだって、一度も見舞いに来なかった……。自分の親だろ?」
当麻くんは悔しそうに手を震わせると、
必死でなにかをガマンしているように見える。
まさか……殴りかかったりしないよね。
必死で当麻くんの手を握った。
「それだけどな。爺さんから頼まれてた。『手術する代わりに、見舞いに一度も来るな』ってな」
「……え?」
「あの爺さん、当麻とそっくりで、意地っ張りでガンコで手がかかるわ。
『手術して痛い思いする位なら、死んだ方がマシだ』とか抜かしやがってな?」
注射をイヤがってた当麻くんを、思わず思いだしちゃう。
「マジかよ……」
「バカで手がつけられない息子ほど、親からしたらかわいいもんだ」
「るせーよ。親父なんか信用できっかよ。
爺さんが入院するときだって、一度も見舞いに来なかった……。自分の親だろ?」
当麻くんは悔しそうに手を震わせると、
必死でなにかをガマンしているように見える。
まさか……殴りかかったりしないよね。
必死で当麻くんの手を握った。
「それだけどな。爺さんから頼まれてた。『手術する代わりに、見舞いに一度も来るな』ってな」
「……え?」
「あの爺さん、当麻とそっくりで、意地っ張りでガンコで手がかかるわ。
『手術して痛い思いする位なら、死んだ方がマシだ』とか抜かしやがってな?」
注射をイヤがってた当麻くんを、思わず思いだしちゃう。
「マジかよ……」