恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
当麻くんはずっとお父さんを嫌っていたけど……

お父さんの方は、そうじゃなかったみたい。

やっぱり、自分の息子だもん。

ヤンキーになってどんなに反発していたって、かわいいよね。




そのあとは、当麻くんの両親とウチの両親を交えて外へご飯を食べに行った。

冷たそうに見えた当麻くんのお母さんは、

話してみるとすごくいいひとで、私たちに温かい言葉をかけてくれた。





結局当麻くんはお父さんのグループ会社に配属が決まり、

私たちはウチの近くにあるマンションを借りて住むことになった。

近くに住むことになったから、大学も通えるし半年だけ通って

後期は休学することに決めた。




波乱万丈に見えて、順風満帆。

離れ離れになりそうだった私たちを、繋いでくれたモノは、

お腹の中にいる、私と当麻くんの赤ちゃん。

きっと……神様からの贈り物なんだよね。

これから、当麻くんと私と赤ちゃんとで、新しい家族を作るんだ。




私たち、今より

もっともっと幸せになろうね、当麻くん!



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