恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
……うわ、今日私が噛みついた所だ。

なんだか大げさにカットバンまで貼られてる。

「知らないよ。自分でやれば?」

今までの対応に呆れてそう言ったら、悠馬くんがニンマリ笑った。



「……明日学校で喋っちゃお~かなぁ」

「う……わかったわよ」

もぅヤダ、コイツ。

「当麻先輩の部屋、見せて下さい」

「……見たら素直に帰ってよね?」

「は~い」

なんてかわいく言ってくる。

使い分けがウマすぎて、疲れちゃうよ……。

素直な時は、かわいいのにね。



お兄ちゃんがテレビに夢中になってる間に、2階へのぼる。

当麻くんに使ってもらってる部屋は、6畳ほどのフローリング。

当麻くんの自宅の部屋がすごく広いだけに、

この広さは申し訳ないんだけどね……。



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