恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「うわ~、ココか。すげー、当麻先輩の匂いがするっ!」

悠馬くんは当麻くんの部屋に入るなり、嬉しそうに顔をほころばせた。



当麻くんの匂い……ねぇ。

思わずクスッと笑うと、悠馬くんが私をクルッと振り返った。

うわ、なに!?



「オレもココに住みたい」

「……えっ、なに言ってるの!? ムリに決まってるでしょ?」

なんてコト言いだすの?



「だって……いつでも当麻先輩と一緒にいられるし。

羨ましいな、さやさんは……」

そんな……女の子みたいなコト言われても困っちゃうんだけど?



「悠馬くんって……当麻くんが大好きなんだね?」

「もちろん! オレの憧れ。いつでもカッコいいし、マジでホレてますね」

……へぇ。




< 48 / 471 >

この作品をシェア

pagetop