恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「ルイ~、おはよ」

なでると、ゴロゴロ喉を鳴らしてすり寄ってくる。

黒猫って怖いイメージしかなかったんだけど、

当麻くんは猫の中で一番好きみたい。

猫好きだったんだ~って、ちょっと驚いたけどね。



「ルイ、どこから入ってきたの?」

部屋の扉、閉めて寝てたはずなんだけどな。



そう思って身体を起こすと……。



「オハヨ、さや」

「えっ、当麻くん!?」



いつの間にか私の目の前に現れていて、

ベッドの脇に腰かけた。



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