恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「当麻先輩が金髪やめたの、さやさんの為って聞いたし。

つーコトで、ふたりにはいつか別れてもらいます」

「なっ、なにがつーコトで、なの!?

悠馬くんが当麻くんを慕うのは勝手だけど、私たちの邪魔するのやめてよ」

「邪魔するっていうか……これって自然の流れだと思うんですよね?

ヤンキーと優等生なんて

水と油みたいなモンじゃないですか」



水と油って……。

そんなコトないよ。

“ヤンキー”で一括りにできない魅力が……

当麻くんにはあるんだもん。

それに、私ってそんな優等生ぶってるように見えるのかな……。



――ガチャッ。

その時、突然当麻くんの部屋の扉が開いた。



「おぃ……お前ら、ふたりでなにやってんの?」



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