恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「ルイがな、さやの部屋ん前で入りたそーにしてたから」

そう言って当麻くんは笑うけど、

きっと当麻くんが故意に入ってきたんだよね。

「もうっ、朝一はダメ。出てってよ」



メイクだってしてないし、顔だって髪だって……。

寝起きなんて見せたくない。

慌てて布団をかぶると、ハハッて笑う当麻くんの声が聞こえた。



「隠すなよ。素のさやが、好きなんだけど?」

そう言って、布団をはがそうとしてくる。

「イヤ……」

「すっぴん、幼いよな。その顔……結構好きかも」



――ドキッ!



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