まどろみの淵にて~執事ヒューマノイドの失われた記憶~


「エリちゃ~ん、笑い事じゃなかったんだから、ホントに。他の食事を下げてあったから良かったけど、そうでなかったら大惨事よ?」


「それはお疲れ様でした。ところで、ヒューマノイドのPTSDってどこが壊れるんでしょうね?」


「知らないわよ。理事長に聞いたら?医者なんだから」


「医者なら分かるんですか?」


「さぁねぇ……」



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