涙が愛しさに変わるまで



「好きな人を見つめたい気持ちは分かるけど、お仕事しようねっ。」


「は、はいーっ!!」

耳元で千夏さんの声が響いた。


反射的に後ろを振り向くと千夏さんがニヤニヤしてた。

恥ずかしくって顔辺りが熱くなっていく。



顔を押さえながら流し台へ歩いた。

洗剤を取った。

その時…





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