涙が愛しさに変わるまで



誰からも好かれる性格の女の子。


ぶりっ子でもないし、私みたいにわがままでもない。


「あ!!ユニフォーム出してよ~。」

「いいよ、別に。俺には便利なパシリが居るし。」


「そんなん浪江さんがかわいそうやろ!」

会話の通り、修の部活のサッカー部のマネージャーが中井さん。



私は、茶道部。



昔から運動音痴で……。



というか、昔、運動ができなかった。


生まれて骨が少し弱く、椎間板が炎症していた。

そのせいで運動ができなかった。



< 50 / 123 >

この作品をシェア

pagetop