涙が愛しさに変わるまで



そりゃそうなんやけど。


「誰?」


「あんたも聞くん?」


「いや、幼なじみとして知りたいやん。」



「はぁ…。じゃぁ、まずあんたが教えんかい。」



ぎゃーーっ!!


まさかの展開!



告白するの、勇樹君!!



その瞬間、修と目が合った。


――ドキッ…



かっこいい…


修が唇の前で人差し指を立てた。

「言うなよ。」


うわうわうわ…


鼻血が、鼻血がー!





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