涙が愛しさに変わるまで




でも、悪いことをした。




勇樹君は愛子のことが好きなのに、愛子にうざがられるかもしれない行為をさせてしまった。



「勇樹君、ごめん」



「えっ!?なんで真依ちゃんが謝るん!?」




びっくりした勇樹君の顔をまともに見れなかった。





「あの… 怒らせてもたから…」




「あんなんいっつものことやって!」



私の肩を叩きながら笑う勇樹君。




その横で修はため息をついていた。







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