ちっぽけな幸せを君に
不自然に文はそこで途切れていた。
「……!?俺が来る直前までいたのか!」
俺は日記を机の上に戻し、外へ飛び出して叫んだ。
「流歌っ!!流歌っ!!」
雨は勢いを増して視界を狭める。
「……歌?」
幻聴だったのかも知れない――
でも、確かに聴こえたんだ……
俺は走り出した。行き先はもちろん――
「……!?俺が来る直前までいたのか!」
俺は日記を机の上に戻し、外へ飛び出して叫んだ。
「流歌っ!!流歌っ!!」
雨は勢いを増して視界を狭める。
「……歌?」
幻聴だったのかも知れない――
でも、確かに聴こえたんだ……
俺は走り出した。行き先はもちろん――