ちっぽけな幸せを君に
「あっ!忘れとった!かずき、夜までには帰るやろ?」
「ああ、帰るけどなんかあるのか?」
靴紐を結び終わり立ち上がると、中にいる和成に聞こえる様に大きめに返事をする。
「なんや忘れたんか?今日は俺の誕生日やって言うたやろ」
「忘れたも何も初耳だよ。まあ夕方までには帰ると思う。じゃあな」
ドアを開けて外へ出る俺の背中に和成の声がぶつかった。
「プレゼントよろしゅー!!」
「ああ、帰るけどなんかあるのか?」
靴紐を結び終わり立ち上がると、中にいる和成に聞こえる様に大きめに返事をする。
「なんや忘れたんか?今日は俺の誕生日やって言うたやろ」
「忘れたも何も初耳だよ。まあ夕方までには帰ると思う。じゃあな」
ドアを開けて外へ出る俺の背中に和成の声がぶつかった。
「プレゼントよろしゅー!!」