ちっぽけな幸せを君に
 「そして私は『汚いから』とゆう理由で義父に犯された……」


 「流歌!もういい!」


 「死のうと思った。元から生きている事に意味なんてなかったから、義父に感謝すらしたわ。『死ぬ理由』を作ってくれた事に……」


 「もういいって言ってるだろ!!」


 「でも私が死のうと決めた日、学校から帰ると――」


 「やめろ!!」


 叫んだ俺は流歌を力いっぱい抱きしめていた――


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