*GAME*


「「柚奈!!!?」」

「柚ちゃん………」

ぁ――――

「違うょ??
黒澤智晶ゎ絶対にナイってコトで…………
別に‥好きとか‥‥‥そーいうのぢゃ―――」

視界がぼやけていく――
そう思うと止まらなくなった。

麻白ちゃんが心配な顔をしている‥‥




涙なんか流したくナイのに‥
泣きたくナイのに‥

これぢゃあまるで……

「柚ちゃん……
別に、理由ゎ問い詰めたりしないし、泣きたいときゎ泣いた方が絶対にいいって♪」

「ま‥‥しろちゃん…」
なんで
こんなに優しいんだろ?
なんで
そんなコトをあたしに言ってくれるのだろう‥‥



あたしゎ
泣いてもいいのだろうか?

「そーだょ!
おもいっきり泣いちゃえ♪」

「今だけゎ爽香の意見に賛成☆うちらの付き合いぢゃん??おもいっきり泣いちゃえょ☆」





「………………うわぁーん…」


なにに泣いているのかもわかんなくて
ただ、今までモヤモヤしてた
色んな気持ちが涙と一緒に流れていくみたいで……

この3人と離れたくなくて……
いっそ声が枯れてしまうまで泣きたくなった………











結局
あたしゎ、先生に放課後呼ばれていたコトも忘れて家に真っ直ぐ帰った。



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