彼氏はホスト
「おじゃましま〜す。うわぁ〜めっちゃ暖かい」


薫の部屋が本当に暖かくてなんか涙が出そうになる。
エアコンがついてるから暖かいのは当たり前なんだけど、きっと薫が隣にいてくれたからよけいに暖かく感じたんだよね。




部屋全体が甘い香水の香りで頭がクラクラする。


私が大好きな薫の香り。



「散らかっててごめんね。テキトーにソファーに座って」


「ねぇ、この部屋なんかいい匂いするよね、なんか香水かなんかかな?」



「あぁ、これかな?それかお香だね。いい香りだよね」


「うん、この香りすきだな〜。初めて会ったときにつけてた香水だよね?」


「覚えてたんだね。」



「当たり前じゃん。」


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