彼氏はホスト
「じゃ、気をつけて帰ってね☆」



送ってくれた薫に見えなくなるまで手を振った。



電車の中でも本当に幸せな気持ちでいっぱいだった。
きっとこの日こと、私は一生忘れることができないだろう。




こんな気持ちになったのは高校のとき、好きな人と付き合えたとき以来だった。




「今日はありがとうo(^-^)o気をつけて帰ってね☆これからよろしくねっ」





薫からのメールに自然と顔がにやける。


私は薫の本カノなんだって確信した瞬間だった。


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