彼氏はホスト
今思えばこのときが私の一番最高に幸せなときだったのかもしれない。


まだ私が薫の本当の性格を知らなかったから。


今もあのときのままの二人に戻りたいって思うよ。

あなたはホストだったけど、好きになった人がたまたまホストだっただけ。



ホストしてる薫が好きだった。


ナンバーホストの彼女っていうそのポジションが大好きだった。


本当は薫のことが好きなんじゃなくて、そんなくだらないことにこだわってた自分がいたからあんだけ依存したんだと思う。


あなたをどうしても他の女の子には客には取られたくなくて、どんなにひどいことされても言われても許してこれたんだよね。
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