Replicant・Lover's-L No.4
「もうっ!! ……じゃあ、電話切るね」

「うん」

「次の連休には掃除に行ってあげるからね」

「うん」

「じゃあね」

「うん、おやすみ」

「おやすみ」

って、彼女からの電話が切れた。

毎回電話を切るたび、寂しさというか、むなしさというか、そんな鬱々としたものが胸に広がる。
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