Replicant・Lover's-L No.4
そう言うマオは、ぼくの部屋で彼女の好みで買ったラブチェアにゴロリと横になり、ぼくに床へ座るように手で示して勧めた。

テーブルのリモコンに手を伸ばして、勝手にテレビを見始める。

ぼくはとりあえず、勧められるまま、床に正座して、途方に暮れた。


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