となりには早川さん
響くのは声
摩訶不思議な生肉との出会いののち、僕は二度目の眠りへ入ろうとしていた。
肉を処分し、朝食をとり、歯を磨き…。
再び布団へ潜ったのは10:00頃だった。
予定ではそれから2時間を寝て過ごし、本格的な活動は午後からになるはずだった。
結果的に、予定は狂ったのだ。
僕がぬくぬくと布団で暖まろうと、布団に潜りこんだ矢先、鋭く、はっきりとした声がした。
「また寝るの!?」