となりには早川さん
その時の驚き度といったら…。
生肉よりも驚いた。
「!?」
振り返ると仁王立ちで僕を見下ろす少女がいた。それが早川さんだった。
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「ついに我慢ならなくて来たのだ。」
相変わらず仁王立ちで言う。
「もうちょいソフトな登場の仕方は無いんですか?本当に、びっくりして死ぬかと思いました。」
「神様が何故そのようなところまで気を付かわないといけないのだ?面倒極まりない。」
「神様だから、です。」
そう、どうやら早川(と名乗ったこの少女)は神様らしい。
その話を僕は信じた。
バカだと思うかもしれないが、僕から言わせれば信じない方がどうかしてる。
ちなみに、同い年ぐらいに見えるから、と呼び捨てにしたところ殴られた。
理不尽な…。
とにかく僕は今日一日で三人の神様を見て、そのうちの一人は僕にこう言った。
「私は貴方の未来を握っているの。」