spiral"alive"













「右京君。」


俺は中庭に居て




何故か悠里が泣きそうな顔で前に立っている。




「…?どうしたんだ悠里。」


俺何かしたか?



駄目だ、何も思い浮かばない





「右京君は、本当に私の事好き?」


えっ?




「お前…何言って…ーーーオイ、悠里!」


俺の言葉になんか聞かないで



悠里は静かに消えていった。






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