spiral"alive"
◆第三章◆
動き出す
「…今のが、“E”の記憶?」
すぅ、と光が消え、只の写真に戻った。
今俺達の脳裏に映っていた光景
あれが“E”なら、親父達は“E”のメンバー?
「話の流れからして、これが“E”の記憶だという事は間違い無いだろう。」
「…。」
愁が言うならそうなんだろうな
皆納得したみたいだ。
「けど、おじさんとおばさんが能力者で、副学と関係ある“E”のメンバーだなんて…。」