ラブレターの描き方
放課後
となりのクラスに入っていくのも気が引けるので
千枝とは廊下で話しあっていました
すると突然千枝が一人の男の子を
指さしました
「昨日メールした男の子、あれだよ」
そこにいたのは
背の高くて髪の毛も長い
すこし切れ目で程良く肌も焼けている
一言で言えば「イケメン」でした
少し茶色に染めた髪の毛を
ちょこんと束ねて
まるで人形のようにきれいな肌
小さく作られた鼻と
対をなすかのような小さな口
女の子だったら誰でも
キュンって来るような
そんなかっこ良さがありました
「絶対あの子を私のものにしてみせるよ!あたし」
小さい声で力強く言われた私は
心のなかで
「人は顔で決めるものじゃないよ」と
思ってはいたけれど
口に出すことはできませんでした
結局この日の放課後は
千枝の男話に付き合わされ
家へ帰ることになりました
いつも通り
夕食の手伝いをしていると
ニンジンを切っている最中に
親指を切ってしまいました
大事ではなかったですが
相当深く切ってしまい
血を止めている間に
夕食が出来上がっていました
ちなみに今晩は
ハンバーグと野菜スープでした
明日が今日より良い一日でありますように
となりのクラスに入っていくのも気が引けるので
千枝とは廊下で話しあっていました
すると突然千枝が一人の男の子を
指さしました
「昨日メールした男の子、あれだよ」
そこにいたのは
背の高くて髪の毛も長い
すこし切れ目で程良く肌も焼けている
一言で言えば「イケメン」でした
少し茶色に染めた髪の毛を
ちょこんと束ねて
まるで人形のようにきれいな肌
小さく作られた鼻と
対をなすかのような小さな口
女の子だったら誰でも
キュンって来るような
そんなかっこ良さがありました
「絶対あの子を私のものにしてみせるよ!あたし」
小さい声で力強く言われた私は
心のなかで
「人は顔で決めるものじゃないよ」と
思ってはいたけれど
口に出すことはできませんでした
結局この日の放課後は
千枝の男話に付き合わされ
家へ帰ることになりました
いつも通り
夕食の手伝いをしていると
ニンジンを切っている最中に
親指を切ってしまいました
大事ではなかったですが
相当深く切ってしまい
血を止めている間に
夕食が出来上がっていました
ちなみに今晩は
ハンバーグと野菜スープでした
明日が今日より良い一日でありますように