愛してんぜ



むすっとする久城は明日川が去っていった未だに戻る気配を見せない。


「もういい。
お前今日は帰れ。
お前みたいな人材は必要ない。」


それだけ吐き捨てると俺は会社に戻る道を歩く。



「ちょ・・と・・・


ねえ!矢島さん!!!」


案の定追いかけてきた彼女は俺の右腕を必死に捕まえた。


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